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最近はありがたいことに、植え付けが遅かった夏野菜類が
ぼつぼつと収穫できるようになりました。
毎年芽を出すアスパラガスは、今年はもう終わりかと思って
いたら最後の一本を見つけました。
これらの野菜は、娘と二人で食べるには十分な量です。
そして今日、お隣からこんなに大きな白菜を頂きました。
ありがとうございます。
今、野菜の卸値が安くて、集荷すればするほど赤字になるとかで、
生産者さんはこのところの天気で白菜はどんどん成長するために潰すことを
検討しているとのこと。
そのおこぼれを頂戴したわけですが、野菜が高い高いとマスコミが騒ぐ中
なぜか納得がいかない話です。
「まだ必要ならもらってきますよ」と声をかけてくださったのですが
「二人暮らしでは1個で十分です」とお返事しました。
先日の、NHK BS 蔵出し映像「マサヨばあちゃんの天地」
池上彰がNHKの過去番組から時代を超えたメッセージを読み解く。
今回は1991年に放送され大きな反響を呼んだドキュメンタリー
「マサヨばあちゃんの天地」を紹介する。
岩手県旧川井村“タイマグラ”。アイヌ語で水の豊かな森という意味の土地に、
マサヨばあちゃんこと向田マサヨさんは暮らしている。
昭和29年に夫婦で入植、電気も長い間通らなかった大自然の中で、
夫が亡くなってからも、一人で一町歩の畑を耕し、ミソや豆腐を作る生活を
送っている。
冬には零下20度を超える厳しい寒さの中でも「極楽だぁ」と温かいお茶を
飲むというマサヨばあちゃん、その魅力あふれる暮らしの記録。
もう30年以上前の番組です。
ご主人が亡くなってから、マサヨばあちゃんの山の中での暮らし、、、
痛む脚を引きずりながら懸命に働く姿には感動すら覚えました。
長年亡きご主人と丹生込めた畑の土が、長雨で流されないように
草を刈って土留めにする姿、、、「頑張ればあちゃん」と心を打ちます。
孤独な一人暮らしとも見えますが、近所の人が訪ねてきたり、、、
マサヨばあちゃんの手作り味噌や野菜を買いに来る常連さんなど
人の出入りも多くてきっと寂しくなかったと思いました。
都会の一人暮らしの高齢者の方が寂しい時もあるのかもです。
何よりも、ご主人が生きていた頃からのNHK撮影クルー。
今回の映像を撮るのにも、春夏秋冬マサヨばあちゃんを追い続けて
心強い存在だったことと推測します。
2002年、81歳で亡くなったマサヨばあちゃん、、、
岩手県の山間でひっそりと、昭和平成を「見事に生き切った」女性だ
からこそ、30年以上たった今でも人々に感銘を与え続けているのだと
思いながら番組を見ました。
私も、この先もっと年を重ねても「自分らしく生き切りたい」と願って
います。。。
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